ちょっとしたことなんですけど
こんばんは。藍斗です。
飲食店の店員さんやコンビニの店員さんを含め、
店員に辛くあたる人、いますよね。
なんなんだろうね。
そういう人に限って、接客やったことないとか、
やっていてもノルマ重視の相手のこと考えてないやり方してるとか、
そんなんですよね、往々にして。
自分がそういう態度とることで、余計に手間取って遅くなって
結果的に何もしないより時間かかってしまってること、気づけないのかな。
そういうお客さんはいっぱいいました。過去にも。
今身の回りにもやっぱりいます。
そういう人のこと、お客「さん」とは言えない悲しい自分……
人の振り見て我が振り直せ、本当にその通りだと思います。
肝に銘じよう。
新しい仕事は営業職ですから、やっぱりある程度無理にでも押さないといけない部分はあります。
それでも、私はそちら側になりたくはないな、と
考えさせられたのでした。
テンションおちたので美味しいもの食べて軽く飲んで、すぐ寝ます。
明日からまた切り替えてがんばろう。
皆さんも色々と大変でしょうが、自分ができる範囲でがんばりましょうね。
今日のところはこれまで。
酒造年度(BY)について 〜今日は仕込みDAY🍺
こんばんは。藍斗です。
今日は、昨日少し触れましたが酒造年度について。
酒造年度とは、会計年度や学校年度のように、酒業界で使われる専用のカレンダーのことです。
英語だとBrewery Yearと言いますので、日本酒や焼酎のラベルだと、BYと略されて表記されていることが多いですね。
これはいつからいつまでを指すかと言うと、
7/1~翌年の6/30
を指します。
ちなみに日本の学校年度は4/1~3/31ですね。これは日本人なら分かりやすいでしょうか。暦でしたら1/1~12/31。
会計年度は会社によって異なりますが、例えば9月決算の会社さんでしたら、10/1~9/30がその会社さんの会計年度ということになりますでしょうか。
さて、日本の醸造業界における酒造年度(BY)は、現在
7/1~翌年の6/30
となっています。醸造業界からすると、7月1日は「あけましておめでとうございます」の日なわけですね。
じゃあ実際書いてある30BYとかっていつ作られたものなの〜?!という方。
分かりやすく例を上げると、平成30年7/1~平成31年6/30の間に作られたお酒は、30BYとして表記されます。
平成30酒造年度に作られたお酒、ということになります。(西暦を使うこともありますが、日本酒などの場合は和暦を使うことが多くなっていますね。令和1年でしたら、R1と表記されます。ヨーグルトではありません。)
ですので、例えば今が平成31年だったとして、出荷されたお酒に30BYと書いてあっても、それは最新のお酒になるという訳です〜。
ちなみに。
10/1が日本酒の日と呼ばれているのを、知っている方もいるかと思います。
なぜ、全く関係ない10/1が日本酒の日なのか?
それは、以前は酒造年度が
10/1~9/30
だったからなんです!
昔は、秋にお米ができて、それを以て酒造りを始めていたので、10/1があけましておめでとうの日だったんですけれど、
近年になって、実るのが早いお米ができたり、機械の発達なんかもあって、10/1スタートでは遅くなってしまった。
その為、スタート日を10/1→7/1に早めたんですね〜
※間違ってたらごめんね!
それで、7/1にかわったあとも、これまでの歴史を汲んで、昔米作りのシーズンインだった10/1を日本酒の日として制定した、という訳らしーです!
10/1は各地で色んなイベントやっていて、日本酒大盤振る舞いしてたりするんで、狙っていくといい事あるかも〜🙋♀️
さて、今日はおやすみでしたので、
買い物やら仕込みやら色々していました。
まず出汁をひいて〜
貰った鱈でじゃっぱ汁作りました。
こーんな狭いキッチンで。笑
写真右下で鱈フライの仕込みしてました。
余った天ぷら粉は、
野菜チヂミ風に焼いて
明日のお弁当に入れました。
米も3合炊いて、お弁当用のおにぎりと、朝ごはん用にストック。
じゃっぱ汁の時に出た人参の皮は、
キンピラ仕込んで、
出汁をひいた時に出た昆布と鰹節厚削りは、佃煮に。
フードプロセッサーなくてどちらも厚めだから、食感は悪いけれど。
こんな感じで。
ネギ頭も出たので、Twitterで見た私が鬼リピしているレシピで、
味玉を仕込みました。
コンロが1つしかないので、2時間くらいかかっちゃった。
まあアニメ見ながらゆっくりやってました。
最近になってNetflix登録したので、アニメ見まくってます。
今日はログ・ホライズン見始めました。原作は読んでるけれど忘れているから丁度いいや!
今日は仕込んだもの、仕込んでたものでおつまみ夕食です。
・鱈のフライ 自家製タルタルソース
・味玉作った時に壊しちゃった半熟卵
・ピーマンときゅうりの無限ピーQ
・人参、玉ねぎ、ピーマンのチヂミ
・鱈の西京焼
・ビール🍺
皆さんも楽しく今週乗り越えましょ〜
ではまた✋
美味しかったもの供養。
こんばんは。腹ぺこ限界の藍斗です。
今日はフォルダにある、「美味しかったけどどんな味か覚えていない、とにかく美味しかった事だけは覚えている」もの達を供養します🙋♀️
※たぶん定期的にやります
この田酒純米大吟醸はもはや水みたいだったことは覚えている。
飛露喜純米大吟醸。甘い水。
これはマジで味覚えてない。飲んだ記憶はある。店も覚えている。
豊國(福島) 活性うすにごり
ここからは日本酒飲み放題行った時の。うすにごりとにごりの間くらいのピチ系だったけどでも味は濃いめだった記憶。
天明 焔(HOMURA) (福島)
思ったより味濃いな?!ってなった印象。福島の植木屋さんの頒布会シリーズを攻めてたあたり。飲んだことある天明のイメージで飲んだら思ったより重たかった印象。
辰泉 平成25+27酒造年度ブレンド(福島)
この日は福島の酒が多くて、植木屋さんの頒布会シリーズいっぱい飲んだ。
この辰泉は熟成なの気づかず飲んで、辰泉って辛口多いから、スッキリかと思いきやどっっっっしりでヒェッてなった。あんまり飲めなかった。(苦手な味だった)でもあっためたら美味しいと思う。
鍋島 純米大吟醸 山田穂(佐賀)
よく飲む鍋島の、純米大吟醸山田穂。山田穂っていうのは、有名な「山田錦」の、配合上お母さんにあたる酒米です。安定の美味しさ。甘い水。山田錦より柔らかく甘みがある印象を受けるのは私だけかしら。
佐賀の酒が基本的に好きです。そのうち最推しの佐賀の「七田」の紹介記事でも書くかな。
穏(おだやか)生酛純米R1BY一回火入れ(福島)
生酛は苦手。チャレンジしたけどやっぱり苦手だった。でも生酛好きな人にはこれはマジでお勧め。生酛チャレンジしてみたいひともいいと思う。飲みやすい生酛だった。
R1→令和1年
BY→brewery year、つまり酒造年度
明日はこの辺書こうかな?
これ美味かったなー!!1年寝かせてまろやかになったとはこういう事をいうのか!って感じだった。
加茂錦 荷札酒 純米大吟醸生詰原酒無濾過仲汲み(新潟)
加茂錦さんの、文字通り「荷札」が表ラベルになっている、通称荷札酒。
ver.8.5のこのロットは酒米「五百万石」の可能性を探る酒。さっぱりの五百万石を知っているので、エッこれ五百万石なの?!って感じの味だったな。
ちなみに荷札酒はなかなかお高いお酒。正1合900円以下で飲める店は超良心的。
とっくり、もっきりは、正1合って書いていない限り、物や店によって入っている量が違うの、気づいてました?
王禄 八〇2018無濾過直汲み/八〇2019無濾過(島根)
東出雲のお酒です。こいつはものによって冷もお燗もいけるヤベー奴。王禄のお燗は私大好き。
この時は、緑の直汲みを冷で、黒の無濾過をお燗にしてもらったんだ。味に深みがあるのにキレもあって、食べ物にあうんだぜこれが〜
置いてる店少ないからあったら要チェック🙋♀️
山の井
別注 山の井 50 純米大吟醸 おりがらみ/山の井 黒 秋 (福島)
ここのお酒、甘くて重くて大好き!女子が好きな味だと思う。正直食べ物には合わせづらい。
ピンクの方が植木屋さんの頒布会シリーズ。〇たけ勤め始めた頃に、〇いけで飲んで、クッッソ美味くて虜になった酒。(お客さん、大人の男性が多くて、そっちにはウケが悪くてなかなかはけなかったんだけれど…)
黒い方は秋の酒。この蔵、割と、説明欄
「感じるままに飲んでください」
しか書いてないんだよね。
変に知識なく、美味しいものを好きなように感じて飲めるのは良いですね!
福小町 しぼりたて 生(秋田)
これは〇たけに寄り道した時に飲んだやつ。新作だ〜ってタケさんが飲ましてくれた。相変わらず旨みが強い酒作るな〜って思ってた。
私が大大大好きな白ワイン。昔いた会社でピーロート社とお付き合いがあった時に買っていたお酒。2018がホントは秀逸だった。2019ももちろん美味しかったけれども。
ピーロート社は登録した人でないと買えないし、ロットも基本12本1セットだから、自家消費するにはなかなか難しい!よく行くワインバルで飲めるので重宝しています。
またそのうちこんなんやりまーす!🥺
地震はいやだね 〜白ワインと鱈フライ。
こんばんは。藍斗です。
今日は昨日の睡眠不足を引きずって、本当に仕事辛かった……新人すぎてまだなんも出来ないからさ……
地震。
みなさん大丈夫でした?
うちは食器とか割れたけど、まあ多少手を切ったくらいで、五体満足です。
しかし、正直。
もう地震に慣れてて、5強は驚いても、まあだいじょぶだろうと思っていたんですけど。
むしろなんか思い出してしまって、膝震えて、全然眠れないし。
甘く考えてたな。今これを書いている間にも震度1か2くらいの揺れきてるし。
いのちだいじにいきましょう。
さて、昨日。
釣りたての鱈の差し入れを頂いたので…
釣り人も巻き込んで宅飲みしました!
飲みすぎて睡眠少ないし今日ホントにしんどかったw
途中で作った鱈のフライ
これが白ワインに合うんだ〜
前の日に作っておいた自家製のタルタルソースで食べました。
飲んだのはこのシャブリ。酸味が強めで、フレッシュでパワフルで美味しかった〜!
にんにく強めにした鱈と「マリアージュ」してましたわね!
これは酔ってるのが分かる写真w
で、調子に乗って。
2人でもう一本開けてしまった……
これは前にも買ったことがある、
サンホラの民、名前買い。笑
ミディアムボディだけど、スパイシーでタンニンもしっかりしていて
美味しかった〜。
これには、冷蔵庫にあったモモ肉の生ハムと、私の大好きな…
グラナパダーノチーズ! のブロック!
パルメザンチーズみたいに使うことが多いチーズですけど、味も濃くて赤ワインに合うんだ〜これが〜。
まあでも
2人でワイン2本はアホだったな!しかも翌日も仕事だってのに!
しかも白ワインは半分までは1人で飲んでたからな🥺
朝はちょっと具合悪かった…
皆さんはどんなおつまみ、お酒、好きですか?
ぜひお勧め教えてほし〜!!!
今回はちょっと6連勤中でしんどいので
単純な味の解説だけで👋
また次回〜!
マリアージュってそんなに気にする? 「七本槍 純米渡船」
こんばんは。藍斗です。
とりあえず一日坊主は回避しました。
お仕事の皆さん、お疲れ様です。おやすみの方、ゆっくりしてくださいね。
さて、タイトル。
マリアージュについてのお話です。
最近だとペアリングと言い換えても良いですね。食べ合わせ・飲み合わせ、そしてそれによって旨みが広がることですね。
マリアージュ自体は、とってもいい事だと思いますよ。
上手く組み合わせることで、より味が引き立つなんて、な〜んて素敵なことじゃないですか、一石二鳥的な。
私一石二鳥って言葉大好きですよ。
でもまあ以前から、いらっしゃいますよね、
「コレにはコレを合わせないとダメだ!」
「このお酒にそんなもん合わせるなんて、分かってない!」
みたいな。
ぶっちゃけどうでもいい〜〜〜。
たしかに私自身も、コレはアレに合うだろうなとか、このワイン飲む時はいつもこのツマミなんだとか、そういうのはありますよ。
でもそれを強制したり、否定しなくたって、いいんじゃない〜?
てか、食の好みなんて人それぞれだし。
どんだけエビと白ワインが合うのがわかっていようと、私みたいにエビ食べれへん人だっているし。
それぞれ、好きにやりゃ〜いいと思うんですよねぇ……
美味しい組み合わせはバンバン紹介するし、教えて欲しいですよ!
元飲食業として、お酒や食べ物すすめる時はほぼその観点から進めてましたし。
店員さんのお勧めって、だいたい間違いないですよね。(そりゃそうだ、プロだもん)
みんななんか、食べる、飲む、なんて行為、
幸せな行為じゃないですか、基本的に。
もっと食べたいように、やりたいように、
他人に迷惑かけない限り、自分の好きなようにやったらええと思いますよ〜。
閑話休題。
今日ご紹介するのは、先日自分で熟成かけて美味しかった日本酒
「七本槍 純米 渡船」滋賀・冨田酒造
※酔っ払いながら撮ってるので、まともな写真がありません。
昨日も思ったけど、撮りだめてるお酒の写真、
液色分かるやつが何一つない……
次あたらしく写真撮る時は、心がけます……
さて。こちらは「渡船」というお米を使って作られているバージョンです。
渡船というと、私は和醸良酒〇たけで扱っていた、「日高見」の中に、
「短桿渡船」(たんかんわたりぶね)というコメを使った酒があったなぁというのが記憶にありますが、
ちょっと調べてみたところ、まぁどうもその系統のようですね。
渡船自体は、滋賀県で生まれた酒米のようですが、この中から倒れにくいもの、まあつまり茎が短くて倒れないやつが、短桿渡船と呼ばれていたようです。短桿ってそういうことかー。
個人的になんですけど、滋賀のお酒って味が濃くって、常温ないしは温めて飲むと美味しく感じるお酒が多いような気がします。
やっぱりこれもそうでした。
精米歩合77%で、昨日の「風の森」とは違うどっしりしたコメ感。(コメも酵母も違うので当然ですが)
ほんのり黄味がかった色味で、なんていうか、洋酒でいうとライトなウイスキーみたいな感じ?(言い過ぎかも)
私はこれ一合に、ペットボトルキャップ半分くらいの軟水のミネラルウォーターを加水して、温度55度まで上げて、少しだけ空気入れて50度にしてあげて飲みました。
ま〜その時みんなが用意してくれてた、味の濃い食べ物に合うこと合うこと。
The、冬に飲みたい酒!って感じでした。
あん肝、塩辛、ポテトフライ、白子、チャーシュー……
やっぱ好きなもんと好きなように飲むのが良いっすよ。
楽しかったな……へへ……
おっと。
私はいわゆる「アツカン」というジャンルが、嫌いではないですがそこまで積極的に飲みません。
酔いが回りやすいような気がするのと、なんだかんだ冷たくてフレッシュでさっぱりしてるよーなのが好きだからです。
でも嫌いではないんで、こういうサラッと飲めて、某ワカコ酒みたいに、ぷしゅ〜ってできそうなのは、飲みますね。
コアなやつとか、重たすぎる〜ベタベタ〜もしくは酸味が強すぎる〜みたいなのは、あんまり好まないっす。
またなんか美味しいのあったら載せますね。
逆にこんなんない?とか、次これテーマで!みたいなのあったら、コメントで教えて貰えると嬉しいです。
わかんないやつは、調べて自分なりの解釈書きますね。
そのうちワインのブドウについてとか、日本酒のコメについてとか、この食べ物の起源は、とかやりたいな。
日本酒の酵母に関しては勉強不足なので、勉強しときます〜。
ではまた!
ようやく開設しました・風の森秋津穂807
散々っぱら「やれ」「はよやれ」と言われて約1年。
ようやっと開設しました。ワー
開設作業だけで満足するいつものやつにならないように、がんばります。
主に、食べ物、飲み物について、全く客観的でない自分が感じた主観100%の感想を述べたり、
美味しかったものを紹介したり、
楽しかったことをレポしたり、
飲食業というものについてだるーく書いたり、
体重の増減に一喜一憂するブログになるかと思います。
さて、お酒について。
先日飲んだ美味しいお酒をご紹介してみようと思います。
※こんなことしているから太るんです
奈良県は油長酒造(ゆちょう酒造)さんの有名な品種
「風の森」
新作飲んできましたー。
☆お酒情報
風の森 秋津穂 807 試験醸造
720ml 1,375円(税込)※正規店参考価格
つい先日まで働いていた
「和醸良酒〇たけ(まるたけ)」
用事があり寄った際に、ご飯食べてけ〜車じゃないならこれ飲んでけ〜と
頂いたものです。しかも半合も! 太っ腹〜
因みにその時「夜ご飯」として出てきたものがこちら。
私、ここで働いていて良かったなあ……
さて、お酒の話。
風の森 は、奈良県のお酒として、日本酒を少しかじっている人ならだいたいは知っているであろう有名なお酒です。
人気が出てきたのはここ10年くらいなのかな?
風の森という銘柄は、明確なこだわりがありまして。
それが、
無濾過・無加水・生原酒
です。
ちらっと話をすると、日本酒って瓶詰めされる前に、水足したり、濾したり、加熱したりしてるんすよ。
なぜかというと、ざっくり言えば、
・出来上がりのアルコール度数が高すぎる、味が強すぎるなどで飲みにくい→水を足す
・不純物(おり、とかにごり、とか言ったりしますね)がある→濾す
・コメと水と麹から作っているものななので、ナマモノ(発酵が進んで飲めなくなりやすい)→加熱する
こんな感じなんですね〜。
※本当にざっくりですし蔵人でも杜氏でもないので、ふーんそんなもんなんだーくらいで読んでください。
ではなぜ、世の中には無濾過やら無加水やら生原酒やら、
さらにいえばうすにごりやらおりがらみやらいうお酒が存在するのか?
チョー一言で言っちゃえば、
「フレッシュで飲みやすくて美味しいから」
です。
一昔前の日本酒といえば、
オッサンが飲むもの、家で父親が一升瓶抱えてる、飲みづらくて、喉にカッときて、悪酔いしやすくて……
そんなイメージが強かった。勿論今も尚そういう昔ながらの日本酒はありますし、飲み方考えればそれだって美味しいんですけどね、ホント。
でもこれが、十四代とか伯楽星、飛露喜なんかが有名になった辺りからなんですかね?
イメージが変わり始めました。割と甘いし、冷たくすればスルッとして飲みやすいじゃん!と。
そしてたぶんほとんどの方がご存知のあの銘柄の登場で、日本酒は一気に若者にも受け入れられる様な酒類に変化したと思います。
そう、
「獺祭」です。
水みたい、色も澄んでいて、冷やして飲むと甘口で美味しい。女子ウケ。※個人のイメージです
そんな感じのお酒たちが登場した事で、日本酒業界のメインターゲットが一気に拡大。
ちょっと前には日本酒女子なんて単語も登場したくらい、若い人に受け入れられるものになったんです。
でも、考えてみれば分かると思うんですけど。
お酒覚えたての若い人とか、これまでビールやらレモンサワーやらカシオレやらを飲んできた人が、
興味あるからっていっていきなり、黄桜とか松竹梅とか飲んだって、飲めるわけないじゃないですか。
そこで、じゃあ飲みやすいのってなんだと。
重たすぎず、さらりと飲めて、甘口で、フレッシュで、水みたいで……
こんな感じの酒は、どんなキーワードで見つければいいんだと、みんなやり始めるわけですよね。
で、ヒットしたのが、風の森をはじめとする、「生の微発泡酒」だと思うんですよね。
微発泡酒、日本酒でいうと、有名な「すず音」や「澪」があると思います。発売当時、めちゃくちゃ流行ってどこの居酒屋にも置いてあったし、すず音なんか在庫なくて幻の酒扱いでしたw
あれらはたしか厳密に言えば炭酸添加だったような気がしますが、まあウケたもんはウケたわけです。
それを自然界の力で作り上げるとすると、生酒にいきつくんですよね〜。
生すなわち酵母が生きてるということですから。ヨーグルトだって納豆だって生きているから発酵するんだよ〜。
自然の発酵から生まれたやわらかな炭酸が含まれた微発泡酒。ブドウでやりゃシャンパーニュやカヴァです。みんな好きでしょ?
そりゃウケます。流行ります。
さて、風の森。
実はこちら、現在は一升瓶の取扱はなく、全て720ml瓶の取扱となっています。それは何故か?
無濾過無加水生原酒にこだわっているため、
一升瓶では飲みきる前に劣化が進んで、美味しく飲みきれないからです。
昔は一升瓶もあったんですけど、風の森とゆー酒はまーホントに!劣化が!早い!!!
風の森の価値は、ピチピチとした柔らかに弾ける炭酸と、非加熱による濃厚でフレッシュな旨みにあると思います。※個人調べ
なんで、抜栓して1日2日経って、ピチ感がなくなって甘ダレした味になった風の森、あんまり美味しくないんですよね〜。※個人調べ
でも風の森のこだわりは、無濾過・無加水・生原酒なわけですから、そこを崩しちゃ風の森ではない。じゃどうするか?
出荷する瓶を小さくしてしまえば良いと。そういうわけなんですねー。
※個人調べ
※油長酒造違っていたらごめんなさい
さて、風の森 秋津穂。
風の森 807シリーズの秋津穂バージョン、と解読しましょう。
秋津穂についてや、試験醸造についてはまた後日。
まあ秋津穂ってのはとりあえず、山田錦みたいな酒造好適米(食べるより酒造りに合っているコメ)だって分かっててもらえれば良いですね。
807シリーズは、
そのコメを80%磨きで使っていて、
7号酵母で作っている。
ちゅーシリーズです。
(%やらの話もまたいずれ。)
さて、飲んでみて。
さすが80%、コメの旨みと甘みの濃厚さが凄い!
そこにピチシュワがきて、まーなんとも濃厚だけどバランスが取れている。
ご飯食べながら飲まされましたけど、正直風の森シリーズは飯くいながら飲むもんではないなと常々思ってます。ウチの元社長はご飯食べに行くとだいたい風の森出してくるけど。
単体でどっしりした濃厚な旨みと甘みがあるんで、つまみいらないんすよね、コレ。
ただ山田錦の時よりかは、軽やかだったような印象を覚えました。あとは軽い酸味。(これは7号酵母かな?)
半合で十分な満足感が得られる酒ですわな〜。
逆に甘いのダメな人や、味濃いのダメで真の意味で水みたいに飲みたい人には薦めません。
なんか書きすぎちゃった。
こんな感じでなんとなーく食レポとか、喋りたい事とか適当に書いていこうと思いますのでよろしくお願いいたします。